Vol.44 Hayato Nishijima Moskau

今回のダンサーの宝箱はロシア国立バレエ・モスクワ劇場でソリストとして活躍されている西島勇人さんです。

西島さんは、世界で活躍するダンサーが一堂に集結する舞台Bright Stepの代表でもあります。

その舞台が近々に迫っているため、まずはその舞台の応援を込めて、告知からさせていただきます!



ジモモ フランクフルト
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Bright=「夢・希望」Step=「歩む・成長していく」という意味を持つBright Stepの舞台は今年で4回目。

7月30日にメルパルク東京ホールにて開催されます。各国で活躍する若い世代のダンサーが1年に、この1日限り集まります!

チケットはこちらから。


そしてこちらからは、彼らの活動資金の支援を行うことが出来ます。

支援締め切りまであと10日ということですので、ぜひ皆様、応援をお願いします。


以下、西嶋さんからのコメントです。

BrightStepプロジェクトは、若い自分たちのみで運営していることもあり、資金に関しましては力不足というのが実情です。

そこで私たちの活動資金をクラウドファンディングにてご支援をお願いしております。

クラウドファンディングが僕たちBright Stepの心臓と言っても良いくらい非常に重要な資金となっております。結果次第では、本当に次回に繋がらない可能性が毎回あります。

来年は5年目の節目を迎えます。引き続き継続し、公演やワークショップ・講習会など、様々な形で大勢の方と交流し、もっともっとバレエの魅力を伝え、身近に感じて頂きたいと思っております。そして一人でも多くの方に夢や希望を届け、そして私たちも共に成長していきたいと願っております。

資金というと、大きな金額を想像されるかもしれませんが、私たちのプロジェクトでは、1,000円・3,000円・5,000円・10,000円・30,000円・50,000円・100,000円という形で、皆様のご協力をお願いしております!

ご支援頂ける際にはご登録が必要となり、皆様にはお手数をお掛けしてしまいますが、Facebookのアカウントから認証して登録することも可能ですので、どうぞ宜しくお願い致します。

決済方法と致しましては、クレジットカード又は銀行振込となっております。

サイトの方に目を通して頂くだけでも構いません!

皆様と私たちの想いを共有し、成長していきたいと考えております!

私たちが踊るだけではなく、皆様のご支援、ご協力があってこそ、"Bright Step"は成功すると思っておりますので、皆様のご支援の程何卒宜しくお願い致します!



さて、ここからは西嶋さん自身のことについて、聞いていきたいと思います。101.png



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ロシア国立バレエ・モスクワ劇場について教えてください。

バレエ団には35名のダンサーがいます。

ロシア人・オーストラリア人・オランダ人・日本人・スウェーデン人・イスラエル人が所属し、日本人は僕含め2人です。

バレエ団はスタジオと踊る劇場が別なので、所有の劇場はありません。

ロシア文化庁からの指示で、年間どこの劇場で何公演するかが決まるそうです。

最近はモスクワ音楽歌劇場での公演が多いです。

現在のレパートリーはネオクラシックやコンテンポラリーが主です。

ロシアではクラシックのレパートリーがないカンパニーは珍しいです。ロシア人を始め、ヨーロッパやカナダからの振付家さんの作品を上演しております。

ロシアのカンパニーは基本的にロシア語なのですが、外国の振付家や先生が来る事が多いので、英語も話す機会が多いです。ダンサーも皆んなフレンドリーです。



一日のスケジュールを教えてください。

通常の1日は、

11:0012:15レッスン

12:3018:00リハーサル

お昼休憩はありません。笑

リハーサル次第では、時間に空きが出て休めますが、基本的に僕の場合はノンストップで

18時まで動いてます。



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どのようにして今のお仕事の夢をつかみましたか?

今のバレエ団には、怪我をして1年間のリハビリ後に入ったバレエ団で、当時働いていた友人から紹介して頂いて、プライベートのオーディションを受けて取って頂きました。


応募者はどれくらいいましたか?

あまり定かではないのですが、昨年あったオーディションでは100人前後受け2人が入団してきました。

頻繁にプライベートで受けに来る方も多いので、オーディション時期というのは無いように感じます。


その成功の鍵はなんだったと思いますか?

自分では成功していると思った事は、正直1度も感じた事がないので。。。

ただ今こうして踊らせて頂けるのは、自分の努力よりも周りの方のサポートやご指導のお陰だと思っております。


数多くのオーディションを受けた末に今の成功を勝ち得た方が多いのですが、あきらめなかった理由は何ですか?

また、海外で働きたい理由はありますか?

諦めない理由は、純粋に踊りが好きなんだと思います。上手い下手は別として、個人的にはバレエやコンテに限らず踊ること自体が好きなので、続けられているのかな?って思います。

海外にこだわる理由は、踊りだけで生活する環境があるとい所が1番の大きなポイントかな?と思います。

そういったシステムさえあれば、素晴らしい先生方やダンサーが日本にも沢山いますので、日本でも踊りたいとも思います。


日本で踊ることと海外で踊ることの違いは何だと思いますか?

舞台で感じることは、日本の床は海外よりも硬いなと思います。お客様がダンサーや作品を評価されるポイントも違うと思います。働く環境はもちろん違うと思います。

ただ怪我した経験からマインド次第で、その違いの感じ方はどの国に居ても踊っていても、プラスにもマイナスになると思っているので、極力自分の居る環境や状況の中でベストを尽くせたらなと思ってます。


留学はされていましたか?

留学は、ロシア国立バレエアカデミー(通称:ボリショイバレエ学校に3年間留学しました。その後、同校の大学に更に5年間教師・バレエマスター科に通い卒業し、教師免許を取得しました。


ダンサーとして思い出に残っている仕事は何ですか?

思い出に残っている仕事は沢山ありますが、自分たちが主催するBright Step公演で、海外で活躍するダンサーたちと一緒に舞台を創り上げ、幕が下りた瞬間は毎年最高に嬉しくホッとします。


大切にしている宝物は何ですか?

これといった宝物はないのですが、怪我した時期の写真や支えてくれた人たちとの写真。そしてブライトのみんなで撮った写真は、当時の色々な想いを振り返ることが出来て、凄く良いモチベーションになってます。


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西島さんの次の夢は何ですか?

夢はバレエの持つ魅力や面白さを、様々なアプローチで1人でも多くの人に伝えられたらなと思っております。そして微力だと思いますが、日本のバレエ界に何か貢献が出来るのであれば、何でもトライしてみたいと思います。

7月30日の舞台も楽しみですし、今後の活躍も楽しみです。

教師の資格もお持ちだという事で、今後若手育成にも大きな力を発揮されるのではないかと思います。

お話が聞けてよかったです。

ありがとうございました!



さて、次回のダンサーの宝箱のバトンはどなたが受け取ってくださるのでしょうか?

ハンガリー国立バレエ団の高橋裕哉くんをご紹介させて頂きたいと思っております。

楽しみです!!


というわけで、次回のダンサーの宝箱はハンガリー国立バレエ団高橋裕哉さんです!

お楽しみに!




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# by Dancerstakarabako | 2018-07-16 18:43 | Comments(0)

Vol.43 Aya Okumura Amsterdam

今回のダンサーの宝箱はオランダ国立バレエ団(Het Nationale Ballet)で活躍する奥村彩さんです!



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ジョンクランコスクール同級生、同カンパニーのClemensと


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ラトマンスキー Piano Concerto#1


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カンパニー同期のEdoと


アムステルダムを拠点とするオランダ国立バレエ団には、メインカンパニーに66人が所属し、ジュニアカンパニーに18歳から21歳までのダンサー12人が所属しています。所属するダンサーの国籍はさまざまで、オランダを始め、アメリカ、ロシア、ドイツ、フランス、イタリア、中国、韓国、日本などがおり、日本人は全部で5人だそうです。


アムステルダムはとっても移動がとても便利です。

アムステルダム・スキポール空港から電車で15分で中央駅に着きます。

劇場は、中央駅からメトロもしくはとラムで10分ほどのところに位置します。

劇場アドレス 

Theatre entrance: Amstel 3, Amsterdam

Stage door: Waterlooplein 22, Amsterdam


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アムステルダム


オランダ国立バレエ団はどんなカンパニーですか?

作品は、クラシックから、ネオクラシック、コンテンポラリー等、とても幅が広いです。とてもリラックスした、割とみんな仲も良くアットホームな雰囲気のカンパニーだと思います。


一日のスケジュールを教えてください。

10:0011:15 クラス

11:1518:00 リハーサル

昼休みは、各自リハーサルの合間に45分与えられます。

舞台リハーサル、公演期間中は、

11:0012:15 クラス

13:0016:15 舞台リハーサル

20:15約23:00 舞台リハーサル/本番

です。


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バレエ団のガラパーティー



どのようにして今のお仕事の夢をつかみましたか?

私は背が小さいので、なかなかオーディションのインビテーションがもらえなかったのですが、運良くオランダ国立バレエでレッスンを受けさせてもらえる機会があり、その際に、ラバヤデールのコールドの短期契約を貰えたことがきっかけでした。契約が終わったあとも、行く先が無いから、オーディション周りをするまでクラスだけ受けさせてほしいと言ったら、運良くまたコッペリアの短期契約を貰えて、2つの短期契約を経て、ようやく長期契約が貰えました。


その成功の鍵はなんだったと思いますか?

とにかく、背が小さい分、どうやったら大きく見えるかを研究したり、人一倍大きく動くようにしたり、未だにいろいろ試行錯誤の連続です。

また、急に怪我人が出てしまった時の為に、いつでもどの場所でも出来るように心構えをしていたことも、カンパニーでの居場所を作ることにつながりました。

人との出会いや、運やタイミング、もともと運動神経が良かったのも大きかったと思います。



目にとまる存在だったのはもちろんでしょうが、自分の状況や意思をきちんと伝え、常に工夫やチャレンジをし、チャンスがめぐってきたときにそこにいる、

目にとまったのも必然なのかもしれませんね。

チャレンジ精神は間違いなく旺盛ですね。難しい事や、逆境をも面白いと思えるのは強みかもしれません。

とにかく、いつでもスタンバイ出来るよう、健康には最善の注意を払って、大きな怪我もしないように、毎日身体のケアは怠らないようにしています。多分、"便利な存在"になることが生き残る術だったのだと思います。

便利な存在!面白い表現!


数多くのオーディションを受けた末に今の成功を勝ち得た方が多いのですが、

あきらめなかった理由は何ですか? 

バレエ学校卒業前、受けることの出来た数少ないオーディションのインビテーションの中、一番最後のチャンスと思って受けたオーディションも最終で落ちてしまい、道端で、日本にいるお母さんに電話しながら大泣きしたのを今でも覚えています。でも、親にも、バレエ学校校長、教師に励まされ、どこかに自分を気に入ってくれる人がいると信じて、最後まで頑張りました。



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ヴァルナにて


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ウィリアムソン Crane



留学はされていましたか?

ドイツ、シュツットガルトのジョンクランコスクールに留学していました。


ジョンクランコなんですね!すばらしい。

ジョンクランコにいくことになった経緯を教えてください。

NBA全国バレエコンクールで、1年間のスカラーシップを頂き、留学させてもらえることが決まりました。当時はまだ、ジョンクランコスクールがどんな学校なのか、全く知らなくて、1年行って気に入らなかったら帰って来れば良いかという気持ちで、高校は休学して行きました。



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ジョンクランコスクール時代 宮川新大さんと


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ジョンクランコスクールの恩師と



夢をかなえる前(仕事で踊る前)と、夢をかなえた後(仕事として踊るようになった今)では、踊ることに対する気持ちや、感じ方、姿勢など、何か変わりましたか?

プロとして踊る前は、ただひたすら、踊れるだけ踊って、楽しく踊れるのが一番と思っていました。あと、先生の注意をいかにちゃんと聞き、それを実行にうつせるかに集中していたと思います。

プロになった今、踊りを楽しむ心や先生の注意を聞くことはもちろんですが、振付家が求めるものをいかに忠実に再現できるか、一緒に踊るパートナーと毎回相談しあって、どうやったらお互い気持ちよく踊れるかを追求することも問われます。私が一番プロとして幸せだと思う瞬間は、何回も公演がある分、同じ役を演じるのでも、その時々の気分や、お客様の反応を見て、自分流に音の取り方を変えてみたり、表情を変えてみたり、毎回毎回いろいろな発見をさせてもらえる事です。発表会や学校公演では、一回切りのその公演で、どれだけ上手く、失敗しないで踊れるかだけに気を取られてしまいがちですから。

あとは、やはり仕事として踊っている分、責任感は重大ですね。

あまりやりたくなかったり、良くないなと思う作品などでも、その時々、お客さんにその作品が素晴らしい作品だと信じてもらえるよう努力するのが私たちの務めだと思っています。




ダンサーとして思い出に残っている仕事は何ですか?

初めて踊ったフォーサイス作品のSecond Detailは新しい自分を見つけられたようで衝撃的でしたね。

また長年いつか踊りたいと思っていた、バランシンのTarantellaが踊れた事は、とても嬉しかったです。ラトマンスキーのPianoConcerto #1では、プレミアでプリシパルを務めさせて頂き、カーテンコール後に、ソリスト昇格が言い渡された事、また、同作品で、マリインスキーの舞台に立てた事は一生の宝物です。



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フォーサイス Second Detail


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ラトマンスキー Piano Concerto #1


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マリンスキー劇場での本番を終えて


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バランシン Tarantella



カーテンコール後に、ソリスト昇格が言い渡されるなんて、夢のような出来事ですね!!!

辛かった時期もあり、昇格はあともう一年くらい待たなきゃ駄目かなと思っていた矢先の出来事だったので、正直びっくりしすぎてしまって、監督からのアナウンスが始まった瞬間から嬉しくて大泣きしてしまいました。諦めなくて良かったと思った瞬間でした。


ダンス以外で得意なことはありますか?

料理。あとは歌うことも大好きです。

中学生くらいまで、ミュージカル俳優を目指していました。



仕事以外の時間は何をしていますか?

家でテレビを見たり、トウシューズを縫ったり。

新しいケーキのレシピを試してみたり、カフェ巡りをしたりしています。


大切にしている宝物は何ですか?

最高のアドバイザーであり、いつ何どきも支えてくれている両親、舞台に立ち続けることが危ぶまれた、一番精神的に辛かった時に見捨て無いで、側でずっと見守ってくれた彼氏です。


日本で踊ることと海外で踊ることの違いは何だと思いますか?

日本はやはり未だに、オペラでもバレエでも、劇場に足を運ぶことが敷居の高いイメージです。ちょっと映画を見にいこうか!くらいの感覚でお手頃な価格でちょっとバレエを見に行くことが出来るようになったら良いですね。また、日本のバレエ団と海外のバレエ団で大きく異なるのは、公演数です。短いダンサー生命、踊れる間に踊れるだけ舞台に立てるのは、ダンサーとしてとても幸せなことだと思います。舞台に回数立つことから、悟るもの、感じるものもあります。


皆さんにお知らせしたいことはありますか?

私と、ロシア国立バレエモスクワで活躍している友達の西島勇人で立ち上げたプロジェクト、Bright Stepの第4回公演が7月30日(月)19:00よりメルパルクホール東京で開催されます。

毎年、世界中で活躍する、素晴らしい若手バレエダンサーの方達に集まって頂き、ダンサーだけでなく、見に来てくださるお客様たちと共に、踊りというものを通して、夢に向かうエネルギーを分かち合えたらという思いでスタートしました。

今年も、パワーアップしたメンバーで、より楽しい公演になる事間違いないと思うので、是非より多くの方にお越しいただければ幸いです。


Facebookページ:https://www.facebook.com/bright.step.project/

チケット問い合わせ先:

カンフェティ・チケットセンター 【TEL】0120-240-540 (平日10:00〜18:00)

又は、Bright Step 【E-mail】bright.step.project.ticket@gmail.com



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今年度のブライトステップのポスター



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昨年度Bright Step公演メンバー



奥村さんの次の夢は何ですか?

夢というか、目標というか、とにかく心身共に健康に、踊り続けることですかね。


興味深いお話ありがとうございました!

次回のダンサーの宝箱のバトンを受け取ってくださる方をご紹介ください。

ロシア国立バレエモスクワの西島勇人(にしじまはやと)です。

共にBrightStepを立ち上げた、人としても、ダンサーとしても、とてもエネルギッシュな素敵な友達です。


久々のロシアです。

楽しみにしています!



次回のダンサーの宝箱はロシア国立バレエモスクワ西島勇人さんです!

お楽しみに!


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第4回インターナショナルバレエコンクールSPERAのご支援をお願いします!!

今年もがんばって運営をしています。

よいコンクールとなるよう全力を尽くします!!




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# by Dancerstakarabako | 2018-04-07 17:23 | Comments(0)

インターナショナルバレエコンクールSPERAを応援してください!

第4回インターナショナルバレエコンクールSPERAが6月3日に開催されます。

それに伴い、バレエファンの皆様からご支援をいただきたく、クラウドファウンディングのサイトで、

コンクール支援のページを作りました。


今年で4回目となるコンクールですが、参加者は年々増え、レベルも上がってきています。

副賞を出してくださる方も増え、去年はその副賞でベルリン国立バレエ学校に1週間招待された10歳のルイーザちゃんが、そのまま学校へ入学できることになりました。

ベルリン国立バレエ学校はドイツでも1位、2位を争うよい学校で、ルイーザちゃんの人生は大きく変わり、バレリーナへの夢は、夢からぐっと現実的なものへと変化しました。

これからも、ルイーザちゃんのように、夢を追いかける子供たちが新たな可能性を見つける手助けをしてゆけるコンクールでありたいと思っています。


現在、コンクールは参加者からの参加費と私の私財で運営をしています。

残念ながら、赤字の状態です。

バットホンブルグ市にサポートの願いを出していますが。今のところまだ力になってもらえません。


今年も大きなチャンスをつかむ子が出てくるかもしれません。

バレエファンの皆様、どうかSPERAを応援してください。


よろしくお願いします!



コンクール支援ページへはこちらから

↓ ↓ ↓




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# by Dancerstakarabako | 2018-03-22 18:06 | SPERA | Comments(0)

マンハイム国立バレエアカデミー教師、クリスティーネ・ノイマイヤーによるワークショップ

皆さん、こんにちは!
3月ですね。
ドイツはまだ少し寒さが残りますが、日も長くなりマイナス気温からは脱出しました。

5月にドイツ・フランクフルトで行われるワークショップのお知らせです!


マンハイム国立バレエアカデミー教師、クリスティーネ・ノイマイヤーによるワークショップ
ワークショップ後、才能ある生徒にはマンハイム国立バレエアカデミー(Staatliche Hochschule für Musik und Darstellende Kunst Mannheim- Akademie des Tanzes-)への1週間のスカラーシップが贈られます。スカラーシップ期間終了後、そのまま学校への入学につながる可能性もあります。

対象年齢:14~16歳
日時:2018年5月26日 13時~14時30分
場所:Schmidtstrasse 12, 60326 Frankfurt am Main Germany
主催:インターナショナルバレエコンクールSPERA, 湯浅美華バレエ教室
お問い合わせ先:湯浅美華 kleinemikan@yahoo.de

ワークショップから1週間後には、インターナショナルバレエコンクールSPERAが開催されます。
コンクールの副賞として、ベルリン国立バレエ学校への1週間のスカラーシップ、マンハイム国立バレエアカデミーへの1週間のスカラーシップ、ドレスデンのパルカシューレで行われるサマーワークショップへの招待などがあります。
夢への第一歩となるかもしれませんので、上記のワークショップとあわせて検討ください。

ワークショップはドイツ語で行われますが、お申し込み、ご質問等は日本語で対応いたします。
滞在時のホテルや交通機関についてのご質問等も日本語で対応いたしますので、
お気軽にお問い合わせください。









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# by Dancerstakarabako | 2018-03-05 18:25 | SPERA | Comments(0)

Vol.42 Marina Kanno Berlin Germany

読者の皆様、2018年もよろしくお願いします!

1月が終わる前に記事をアップできました。

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今回のダンサーの宝箱は、ベルリン国立バレエ団で活躍する菅野茉里奈さんです。



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ベルリン国立バレエといえば、言わずも知れた有名カンパニーですが、どのようなカンパニーなのでしょうか?

28カ国もの国々から来たダンサーが86人 最大で90人だと思います。

そのうち、日本人は3人です。

クラシック、ネオクラシック、モダン、コンテンポラリーまで他の大規模カン パニーにはない幅広いレパートリがあると思います。雰囲気は人数が多い割にはみんなリラックスした感じだと思います。



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一日のスケジュールを教えてください。

オプションで9時からフロアバー、 週に一度ピラティスのクラスもあります。

10:0011:15 クラス 男女は別です

11:3014:00 リハーサル

14:0015:00 休憩

15:0018:00 が普段の流れです。

公演がある場合は13:30までリハーサル。

公演はだいたい19:30か らです。

公演はdeutscheoper,staatsoper,komischeoper3箇所の劇場で行います。


どのようにして今のお仕事の夢をつかみましたか?

ただただ目の前にあるできること、やらなくてはいけないことを必死にやっ てきた感じですとにかく前に進むことしか考えていませんでした。

ウィーン国立バレエ団での2シーズン目にマラーホフさんがたまたまゲストで出演しに来ていてそこで彼と知り合い、その時点では空きはないと言われたのですがシーズン終わりギリギリに連絡が来てカンパニーに1つ空きができたので今すぐ来ないかと誘われ、断ることは全く考えずにyesと答えていました。

もちろんウィーンのカンパニーをギリギリに辞めるには契約上問題もあり色々大変だったのですが本当に後先考えずにその時は行動していました…

その成功の理由はなんだったと思いますか?

運とタイミングと出会い、努力が一番だと思います。あとは諦めないこと。 難しいですが周りの人と比べないこと。

自分は全然成功しただなんて思っていませんが


留学はされていましたか?

ワガノワバレエアカデミーを卒業しました。イリーナ・シトニコワ先生の第 1期卒業クラスです。


どうして日本の教室からワガノワバレエアカデミーに行くことになったのですか?

元からロシアバレエメソッドの教室に通っていて、留学はどうしてもしたいと思っていたので、たまたま一番初めに受けに行ったのが毎年7月に栃木で行なわれているワガノワバレエアカデミーの留学オーディションで、そこで受かってしまい、2ヶ月後の9月には留学ということになり、ここでもまた考える余地もなく高校を中退しそのまま留学しました。



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Paul Sovariワガノワ時代の先生


何歳の時にはっきりプロになりたいと思いましたか?

プロになるためにまずどういう行動を起こしましたか?

3歳で初めて地元の小さなバレエ教室の発表会の練習を覗き見した時から私はこれ!と言い続け、4歳でバレエを始めさせてもらいその後ずっとバレリーナになると言い続けました。

プロになる一番のきっかけとなったのはやっぱりワガノワ留学です。それなしではまずありえなかったです。もちろんそれまで育てていただき留学を進めてくれた先生方があってのことですが。両親の理解、助けもなしにはできなかったことです。

お聞きする限る、とてもとんとん拍子に、しかも確実に上へ上へ上がって言っていらっしゃるように見えますが、いかがですか?

私は運良く学校卒業と同時にウィーン国立バレエ団に入団でき、その後2年 後にオーディションなしでマラーホフに誘われてベルリンに移籍しました。その後は悩む時期もありましたし移籍したいと思ったこともなんどもありま したが、怪我をしたこともあったりしているうちに監督がマラーホフからナチョに変わり、体制を立ちなおしている間にまた来シーズンから新監督になり、どんどんと時間が経って行って移籍することは年齢的にも難しくなって きたのが本音です新しい監督も目の前にあるチャンスと思って試してみたいとも思いますし。 どれだけ落ち込んでも失敗して辛くても、完全にバレエを諦めると思ったことは多分ないと思います。


そういえば、来シーズンからSasha Waltzになるんですよね。

カンパニーの雰囲気、踊る作品等、ずいぶん今とは変わってしまうでしょうね。

ベルリンでは反対運動まで起こりましたが、菅野さん自身はどう思われますか?

来シーズンはJohannes Oman のみで再来シーズンからJohannes Sasha のダブル監督になります。

雰囲気、レパートリーが変わることは監督が変わる時は当たり前のことだと思います。もちろんリスクもたくさんありますし、今までのことが通用しなくなる、信頼を得るためにまた0から始めなくてはいけない、新しいカンパニーとして慣れるには少なくとも2年はかかると思います…

反対行動に関しては、異例のやり方、芸術とは関係なく政治の駆け引きがすごく表に見えたこと、ドイツで数少ない大規模クラシックカンパニーにどうしてクラシックバレエからはかけ離れた人材が選ばれたのか…という点に関しての疑問からです。

実際JohannesSascha に直接批判があるわけではありません。それはもちろんやってみないとわからないわけですし…


日本で踊ることと海外で踊ることの違いは何だと思いますか?

日本ではまずバレエだけでは生活できないのが現状です。それと公演数レパートリー数の少なさ、最近思うのはバレエの普及が遅い分最新のものが観客に受け入れられないこと。踊りのスタイルが違うことなどがあって日本で腰を 置いて踊ろうと思ったことはあまりないです。今は、何も問題がない限りは 海外で最後まで踊れたらと思っています。でも、時が経つにつれて日本で暮らしたいとか家族のそばにいたいと思うことは増えますバレエが私生活と釣り合わないのが少し残念です。

バレエと私生活が釣り合わない、的を得た表現ですね。

私もそんな風に感じています。


ダンサーとして思い出に残っている仕事は何ですか?

いろいろな振付家、バレエマスター、バレエガラ等での人との出会いが一番 の思い出です。すべての出会いが今の自分を作っていると思います。思い出深い仕事といえば、ナチョ・ドゥアトの眠りの森の美女、multiplicity, オネーギンのオルガ、アレクセイ・ラトマンスキーとの仕事、Patrice Bart と のリハーサル、プレルジョカシュ thenights,Hofesh schechter の作品、日 本でジゼルの全幕を躍らせて頂いた時のことです。


大切にしている宝物は何ですか?  

私のいちばんの宝物は人との出会いです。特にワガノワでの担任の先生、イリーナ・シトニコワ先生なしではバレリーナになれた私はありえません。先 生はバレエと人生の一生の恩師です。


一番の自分の魅力を教えてください。

魅力というとよくわからないのですが…長所とすれば、諦めずに努力することはそこまで辛いと思ったことはないです。あとはいつでも誰とでも正直に生きてきたこと。感謝することを忘れないこと、考えること、オープンマインドな所…?

なんだか答えになっていませんね 笑



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1番弱い部分はどこですか?

私はメンタル的にとても弱いと思います。日本のシステム的に褒めずに欠点を指摘して教育されることが身についているのでそのトラウマとして外国人の考え方とは違って、なかなか自分に自信が持てないことが一番です。

体の事で言えばそれこそ外国人には絶対に及ばないのでそれはもちろん苦労します…特にロシアに留学した時は自分が日本人であることをすごく責めていました…


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仕事以外の時間は何をしていますか?

ピアス等のアクセサリーも作って販売しているのでそのオーダーの作成をしているか、最近はメンタルトレーニングに興味があってそういった本を読んだりしています。 ピアノを弾くのもリラックスになるので好きです。 友達とカフェに行ったり食事に行ったりももちろんします。 コンサートや美術館、ギャラリー、ダンスのパフォーマンスにも行ったりします。ベルリンはイベントが盛りだくさんなので時間が足りないくらいです。 連休があって疲れ切っていなければ旅行にも行くようにしています。外に出て 違う空気を吸うことはモチベーションアップにつながると思います。あとは、バレエ以外にもなんでも試したいと思っているので、オファーがあ ればモデルをしたりビデオ撮影をしたり音楽家とコラボレーションしてみた り、ブレークダンスの人たちと一緒に舞台に立ってみたりなんでもします。笑

facebook @Ciga Jewellery

Instagram@ciga_jewelley @mariin_ka


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菅野さんの次の夢は何ですか?

まだはっきりとは決めていませんが、海外での生活経験を活かして語学の勉 強をしたいと思っています。今、ロシア語、英語、ドイツ語をなんとなく話せるのでそこを深められたらと思っています。 あとは昔からお花屋さんが大好きで、フラワーアレンジメントとか衣装のデコレーションなども好きです。


読者の皆さんにお知らせはありますか?

ガラ等の公演情報はまだ日程調整中ではっきり出ていないので、もし掲載前 に決まったものがあればおしらせします。ベルリンでの最近の公演日程は

1/18 jewels:demi solo diamonds

1/19,21,25 swanlake:pas de trois

1/24,2/5 Hofesh Schechter

1/26 jewels:Emerald pas de trois,demi solodiamonds

2/3,9 Giselle:pesant pas de deux

2/16 Don quixote:2 friends

という感じです。


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2018年の始まりの月にふさわしい、シンデレラストーリーを皆さんにご紹介できたと思います。

素敵なお写真が多すぎて選びきれませんでした!

菅野さん、ありがとうございました!

次回のダンサーの宝箱のバトンを受け取ってくださる方は、いったん秘密、、ということにしましょう。


次回をお楽しみに!!



写真

(c)Yan Revazov
(c) Marek Wojciak


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# by Dancerstakarabako | 2018-01-25 20:26 | Comments(0)