田村ゆりさん、再インタビュー!
今回は以前ご紹介したダンサーのその後をお知らせします。
記念すべきダンサーの宝箱第1回目に出てくれた、ドイツ・フレンスブルグ歌劇場の田村ゆりさん。
2013年のインタビューのときは研修生という立場で、今後の夢は?という質問に、
「契約ダンサーの席をつかむこと。 練習を続けてよりよいダンサーになれるよう日々修行中。」
と答えていました。
2017年、今はどうしているのでしょう。
主役を踊っている!!
ゆりちゃん、もしや夢かないましたか?
一年間研修生をして、その後ゲストダンサーとして雇っていただき、2015年の2月に正団員の契約をいただけました。
ジャングルブックの主役の座もつかんだんですね!
今回ジャングルブックの主役に選んでいただけたのは、私がカンパニーの中でモグリ(主役の少年)のイメージに近かったからです。
(背も高くないのでアクロバットなリフトが色々できるのもポイントでした)
うちのカンパニーはダンスの技術はもちろん必要ですが、ダイレクターは技術よりも表現力やキャラクターに当てはまるかということを重視するので。
プレミエの一年くらい前に、来シーズンジャングルブックで主役やるから準備しておいてね!とダイレクターに言われました。
その時はあまりにも先の事なので楽しみだったし嬉しかったけれど現実味が薄かったというか(^^;
2013年のインタビューから4年の歳月が流れ、「契約ダンサーの席をつかむこと。 練習を続けてよりよいダンサーになれるよう日々修行中。」
という夢をきっちり叶えた田村ゆりさん。
夢は必ず叶うというわけではないけれど、叶えるために努力を惜しまない人はやっぱり成功している気がします。
2013年のインタビューで、読者の皆さんへのメッセージは?と聞かれ、
「私より才能のあるダンサーは山ほどいますし、美しいダンサーも星の数ほどいますが、今の環境を手に入れることができたのは途中でやめずに続けてきたからです。
若いダンサーの卵たちには前向きに、がむしゃらに、ひたむきにがんばってほしいです!」
若いダンサーの卵たちには前向きに、がむしゃらに、ひたむきにがんばってほしいです!」
と答えています。
今目の前にあることは何らかの形で必ず将来役に立つもの。
ひとつひとつに真摯に立ち向かっていける人はすごいなあと思います。
夢がかなった例をひとつご紹介してみました。
今がんばっているみなさんの心にも届けばと思います。
ゆりちゃん、これからも応援しています!
がんばって!
by Dancerstakarabako | 2017-06-21 17:25 | あのダンサーの今