Vol.29 Kayo Nakazato Toulouse France
今回のダンサーの宝箱はフランス南西部の都市トゥールーズ Toulouse にあるThéâtre du Capitole で活躍するダンサー中里佳代さんです。
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所属ダンサーは 35 人、そのうちフランス人は10名です。
約14の国籍のダンサーが所属しており、日本人は現在4名だそうです。
男性が3名、女性は中里さん1名ということです。
Théâtre du Capitoleはどんなカンパニーですか?
カンパニーはクラシックとコンテンポラリー、ネオクラシック全てやります。レパートリーも豊富な方で、 世界的に有名な振付家の作品を踊らせてもらえます。それからディレクター振り付けの作品もあります。 もちろんシーズン毎にプログラムに偏りがあって、今年はいろんなスタイルの作品を踊らせて頂きました。 ディレクターの全幕ものから、ヌレエフのクラシック作品集、Davide Bombana のクリエション、あと Stijn Celis、Mauro Bigonzetti、Thierry Malandain、Johan Inger の作品と、沢山の振付家と仕事がで きました。来シーズンは主にクラシック中心となります。
一日のスケジュールを教えてください。
主なスケジュールは、火曜日から土曜日まで毎朝 10 時半から 12 時までクラシックのクラス、15 分休憩を 挟んで 14 時半までリハーサル。そして 30 分お昼休憩があり、17 時 15 分まで午後のリハーサルです。 本番の 1 週間くらい前からお昼の 12 時 15 分から始まり、夜までとなります。基本的に休みは日月となっ ていますが、本番前の週は日曜日も働きます。
どのようにして今のお仕事の夢をつかみましたか?
このカンパニーは昨年の 6 月にプライベートオーディションを受けて入りました。 6 月ということで、もちろん既にオープンオーディションは終わっていたのですが、カンパニーにいた友 達からまだ探しているはずだよと情報をもらい、運良くディレクターと面識もあったのでメールしてみた ところ、まだ空きがあるから是非受けにおいでと返事をもらえたので、オーディションを受けることがで きました。
その成功の鍵はなんだったと思いますか?
タイミングと運が大きかったと思います。もちろん運を自分 のものにするかどうかも、自分次第だとは思います。それから、友達など知り合いとのコネクションも大 切だとつくづく感じました。常に友達を大切にしていれば、いろんな人に助けてもらうことができます。 そしてオーディションの日は、とにかくここのカンパニーに入りたいんだという情熱が伝わるように踊り ました。
数多くのオーディションを受けた末に今の成功を勝ち得た方が多いのですが、 あきらめなかった理由は何ですか?
諦めなかった理由は、やはりバレエが好きで、本場海外でお仕事をしたいという気持ちが強かったからだ と思います。
留学はされていましたか?
カンヌロセラハイタワーとリヨン国立高等学校に留学しました。
・・ずっとフランスなんですね。
留学したての頃、当時の学校の校長先生であったモニク・ルディエールが、国から頼まれて隣町のカンパ ニーにジゼルの全幕を振り付けることになったのですが、人が足らなかったので学校からも数名出演させ て頂き、モニクから芸術の奥の深さと、プロフェッショナルダンサーになる為に必要なことなど、バレエ 人生で凄く大切なものを学べた事が今までで何よりも貴重な経験として記憶に残っています。しかも初め ての傾斜の舞台だったので、大きな経験の一つでした。学生という立場での仕事でしたが、この後のバレエ人生にとって多くの勉強をさせ ていただいた思い出に残る舞台でした。
留学先にフランスを選んだ理由は何ですか?
本当はアメリカの踊りのスタイルが好きだったので、アメリカ留学を希望していたんです(笑)しかし、いろんな学校にオーディションDVDを送ったのですが、年齢的に学生としては受け入れてもらえませんでした。そこで、ヨーロッパで唯一送っていたフランスの学校から合格通知が届いたので、チャンスがあるなら行ってみたいなと思い、両親を説得し、フランスに留学となりました。
日本で踊ることと海外で踊ることの違いは何だと思いますか?
違いは沢山あると思いますが、やはり大きいのはバレエがちゃんと仕事として成り立っていることではな いでしょうか?
大切にしている宝物は何ですか?
大切にしている宝物は私のことを支えてくれる家族や、応援してくれる友達や日本でのバレエの先生、私 の周りの方々ですね。みんなの支えがあるから今の私があるので、これからも大切にしていきたいです!
今後の夢をお聞きしようかなと思ったのですが、夢はご自分の中で留めておきたいとのことでした。そうですね、口に出して広がってゆく夢と、口に出さずにいることで現実となっていく夢がありますよね。ひそかに心に想っている夢がいつか実現しますように!!
がんばってください!
応援しています!
さて、次回のダンサーの宝箱へのバトンはどなたに渡しましょうか?
私が次に紹介するのは、フランスの Ballet Preljocaj というカンパニーで働いている津川友利江ちゃんです! 友利江ちゃんは、初めての海外生活で不安だらけだった私にいろんな面で助けてくれた最初の留学先の先輩です。自分の良さを理解して踊りにも生かしている、学校でも一目置かれるような存在だったとても魅力的なダンサーです。
次回もフランス!
というわけで、次回のダンサーの宝箱はフランスのBallett Preljocajで活躍する津川友利江さんです!
お楽しみに!
ダンサーの宝箱」でご紹介した世界で活躍するダンサーたちに、オリジナルレオタードをカスタマイズして頂く
ダンサーの宝箱 x SOLODancewearJAPAN のコラボシリーズ。
中里佳代さんモデルはこちら!
素敵じゃないですか?!
ほしい!という方は是非ホームページを覗いてみてください!
SOLODancewearJAPANホームページ → こちら
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所属ダンサーは 35 人、そのうちフランス人は10名です。
約14の国籍のダンサーが所属しており、日本人は現在4名だそうです。
男性が3名、女性は中里さん1名ということです。
Théâtre du Capitoleはどんなカンパニーですか?
カンパニーはクラシックとコンテンポラリー、ネオクラシック全てやります。レパートリーも豊富な方で、 世界的に有名な振付家の作品を踊らせてもらえます。それからディレクター振り付けの作品もあります。 もちろんシーズン毎にプログラムに偏りがあって、今年はいろんなスタイルの作品を踊らせて頂きました。 ディレクターの全幕ものから、ヌレエフのクラシック作品集、Davide Bombana のクリエション、あと Stijn Celis、Mauro Bigonzetti、Thierry Malandain、Johan Inger の作品と、沢山の振付家と仕事がで きました。来シーズンは主にクラシック中心となります。
一日のスケジュールを教えてください。
主なスケジュールは、火曜日から土曜日まで毎朝 10 時半から 12 時までクラシックのクラス、15 分休憩を 挟んで 14 時半までリハーサル。そして 30 分お昼休憩があり、17 時 15 分まで午後のリハーサルです。 本番の 1 週間くらい前からお昼の 12 時 15 分から始まり、夜までとなります。基本的に休みは日月となっ ていますが、本番前の週は日曜日も働きます。
どのようにして今のお仕事の夢をつかみましたか?
このカンパニーは昨年の 6 月にプライベートオーディションを受けて入りました。 6 月ということで、もちろん既にオープンオーディションは終わっていたのですが、カンパニーにいた友 達からまだ探しているはずだよと情報をもらい、運良くディレクターと面識もあったのでメールしてみた ところ、まだ空きがあるから是非受けにおいでと返事をもらえたので、オーディションを受けることがで きました。
その成功の鍵はなんだったと思いますか?
タイミングと運が大きかったと思います。もちろん運を自分 のものにするかどうかも、自分次第だとは思います。それから、友達など知り合いとのコネクションも大 切だとつくづく感じました。常に友達を大切にしていれば、いろんな人に助けてもらうことができます。 そしてオーディションの日は、とにかくここのカンパニーに入りたいんだという情熱が伝わるように踊り ました。
数多くのオーディションを受けた末に今の成功を勝ち得た方が多いのですが、 あきらめなかった理由は何ですか?
諦めなかった理由は、やはりバレエが好きで、本場海外でお仕事をしたいという気持ちが強かったからだ と思います。
留学はされていましたか?
カンヌロセラハイタワーとリヨン国立高等学校に留学しました。
・・ずっとフランスなんですね。
留学したての頃、当時の学校の校長先生であったモニク・ルディエールが、国から頼まれて隣町のカンパ ニーにジゼルの全幕を振り付けることになったのですが、人が足らなかったので学校からも数名出演させ て頂き、モニクから芸術の奥の深さと、プロフェッショナルダンサーになる為に必要なことなど、バレエ 人生で凄く大切なものを学べた事が今までで何よりも貴重な経験として記憶に残っています。しかも初め ての傾斜の舞台だったので、大きな経験の一つでした。学生という立場での仕事でしたが、この後のバレエ人生にとって多くの勉強をさせ ていただいた思い出に残る舞台でした。
留学先にフランスを選んだ理由は何ですか?
本当はアメリカの踊りのスタイルが好きだったので、アメリカ留学を希望していたんです(笑)しかし、いろんな学校にオーディションDVDを送ったのですが、年齢的に学生としては受け入れてもらえませんでした。そこで、ヨーロッパで唯一送っていたフランスの学校から合格通知が届いたので、チャンスがあるなら行ってみたいなと思い、両親を説得し、フランスに留学となりました。
日本で踊ることと海外で踊ることの違いは何だと思いますか?
違いは沢山あると思いますが、やはり大きいのはバレエがちゃんと仕事として成り立っていることではな いでしょうか?
大切にしている宝物は何ですか?
大切にしている宝物は私のことを支えてくれる家族や、応援してくれる友達や日本でのバレエの先生、私 の周りの方々ですね。みんなの支えがあるから今の私があるので、これからも大切にしていきたいです!
今後の夢をお聞きしようかなと思ったのですが、夢はご自分の中で留めておきたいとのことでした。そうですね、口に出して広がってゆく夢と、口に出さずにいることで現実となっていく夢がありますよね。ひそかに心に想っている夢がいつか実現しますように!!
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さて、次回のダンサーの宝箱へのバトンはどなたに渡しましょうか?
私が次に紹介するのは、フランスの Ballet Preljocaj というカンパニーで働いている津川友利江ちゃんです! 友利江ちゃんは、初めての海外生活で不安だらけだった私にいろんな面で助けてくれた最初の留学先の先輩です。自分の良さを理解して踊りにも生かしている、学校でも一目置かれるような存在だったとても魅力的なダンサーです。
次回もフランス!
というわけで、次回のダンサーの宝箱はフランスのBallett Preljocajで活躍する津川友利江さんです!
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by Dancerstakarabako | 2015-08-09 03:34